中秋の名月
お茶を嗜み、いつも粋な着物姿で寄ってくださるお客様。
昨日は観月の茶会の後、ほろ酔いでいらっしゃり、観月茶会を話題にしばし歓談。
半日にわたる長いお茶会は前半と後半に分かれ、一旦控えの間に下がって、再びお部屋に入ると…さきほどまで掛かっていた満月のお軸は外され、床の間の土壁にぼんやり浮かぶ月が…後で尋ねるとこれは壁に型を当て、霧吹きで丸く湿らせたものだったそうです。
そろそろ本物の月が出る頃に月のお軸は野暮というもの。
雲ひとつなく、煌々たる月の、その影はわが床の間に宿っている。
とは、なかなか洒落ていますね。
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